「でもひとつ足りないの。
あなたがそばにいないこと」
鶴岡はるか(演：内田有紀)
ドラマ『キャンパスノート』は
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配信サービス：
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- 出演者：内田有紀、萩原聖人
- 原作：なし
- 脚本：西荻弓絵
- 放送時期：1996年1月クール
- 放送時間：毎週金曜日21:00
- 放送局：TBS系
- ジャンル：青春ドラマ
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| 配信サービス | 配信状況 | 無料期間 | 月額 |
|---|---|---|---|
 U-NEXT | 見放題 | 31日間 | 2,189円 |
『キャンパスノート』のあらすじ・概要
『キャンパスノート』は、架空の青南大学を舞台に、主人公・鶴岡はるか(内田有紀)が大学生活を通して成長していく姿を描いた青春ドラマ。
恋愛、友情、家族問題に揺れるはるかの日々を中心に、さまざまな人々との出会いや別れが丁寧に描写される。
特に大学内外で商売をする桑田大一(萩原聖人)や、誠実な法学部生・三浦雅彦(細川茂樹)との複雑な人間関係がドラマを深めている。
はるかの成長と葛藤、仲間たちの人間模様が絡み合う展開は、視聴者に多くの共感を呼んだ。
『キャンパスノート』の登場人物・キャスト
| 鶴岡はるか (内田有紀) |
| 女子高育ちのオクテな物理学科の学生。 |
| 桑田大一 (萩原聖人) |
| 学生相手の商売をする学外者。妻と死別したシングルファザー。 |
| 立原抄子 (遠山景織子) |
| 裕福な家庭育ちの美人だが、愛情に飢えている。 |
| 西村弥生 (西尾まり) |
| はるかの高校の友人で、恋愛には積極的。 |
| 石橋友則 (濱口優) |
| はるかに好意を持つ、物理学科のクラスメイト。 |
| 菊島緑 (早勢美里) |
| 司法試験を目指す法学部の学生。 |
| 三浦雅彦 (細川茂樹) |
| 法学部4年生。成績優秀で女子学生の憧れの的。 |
主演の内田有紀は、ドラマデビュー作となる『その時、ハートは盗まれた』(1992/フジ系)で、一色沙耶演じる主人公が恋心を抱く女子高生役を務めました。
以降、『17歳 -at seventeen-』や『半熟卵』(ともに1994/フジ系)など、ボーイッシュでさっぱりとした明るいキャラクターを演じることが多く、そうしたイメージが定着していました。
初のTBS主演作となる『キャンパスノート』では、男性に対して消極的でけなげな女性役に挑戦。
これまでの内田有紀とは一味違う印象を視聴者に残しました。
一方、萩原聖人は、斉藤由貴主演の学園ドラマ『はいすくーる落書き2』(1990/TBS系)での高校生役を演じ、一躍注目を浴びました。
その後も『若者のすべて』(1994/フジ系)などで主演を務めるなど、着実にキャリアを積み、俳優としての評価を高めています。
『キャンパスノート』では、まだまだ初々しい演技の内田有紀をリードするような頼もしさと包容力のある演技で、ドラマ全体に深みを与え、視聴者を魅了しました。
『キャンパスノート』のスタッフ
脚本は西荻弓絵。
『ケイゾク』(1999/TBS)や『SPEC』(2010/TBS)で知られる脚本家です。
1990年代は『ダブル・キッチン』(1993)、『スウィートホーム』(1994)、『ケイゾク』(1999)など、TBSの連続ドラマを多く手掛けていました。
当時は「ホームドラマの名手」というイメージが強かったですよね。
プロデューサーは磯山晶。
『キャンパスノート』が磯山晶の初チーフプロデュース作品です。
その後、宮藤官九郎脚本のドラマを多く手がけ、『池袋ウエストゲートパーク』(2000/TBS系)や『木更津キャッツアイ』(2002/TBS系)から『不適切にもほどがある!』(2024/TBS系)まで、20年以上にわたり宮藤とのタッグでヒット作を世に送り出しています。
『キャンパスノート』の原作・ノベライズ
『キャンパスノート』はオリジナルドラマのため、原作はありません。
ノベライズ化されていますので、映像でなかなか見られない方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
『キャンパスノート』の主題歌
主題歌は内田有紀の「幸せになりたい」です。
広瀬香美によって提供された楽曲です。
内田有紀と広瀬香美のタッグは、1994年にリリースしたデビューシングル「TENCAを取ろう! -内田の野望-」以来2度目になります。
どこか懐かしくて暖かい曲調で、ドラマの雰囲気にとてもよく合っていましたね。
広瀬香美自身もセルフカバーしている名曲です。
『キャンパスノート』の関連作品
『キャンパスノート』の続編は制作されていません。
内田有紀と萩原聖人は『サキ』(2013年/関テレ、フジ系)で再共演しましたが、『キャンパスノート』のように本格的に共演した作品は、現時点で他にありません。
現在も内田有紀と萩原聖人は、当時のイメージを大きく変えることなく、それぞれ第一線で活躍し続けています。
夫婦役や職業ドラマの相棒役などで、どこかで再び息の合った共演が実現すると良いですね。
『キャンパスノート』と同クールのドラマ
1996年1月クールはフジテレビの作品、『古畑任三郎』や『ピュア』が高視聴率を獲得しました。
評価を受けたのはフジテレビ木曜22時の『白線流し』。
ザテレビジョンドラマアカデミー賞作品賞や、第33回ギャラクシー賞奨励賞を受賞しています。
他には日テレ土曜21時の堂本光一主演『銀狼怪奇ファイル』が若者を中心に大ヒットしました。
1996年1月クールについては、以下の記事で特集しています。
ぜひご確認ください！
