「あのー、犯人わかっちゃったんですけど」
柴田純(演:中谷美紀)
ドラマ『ケイゾク』は
トライアルを利用すれば、以下サービスで無料で見れます!
配信サービス:
・U-NEXT
・Lemino
DVD宅配レンタル:
・【TSUTAYA DISCAS】
・ゲオ宅配レンタル
この記事では、『ケイゾク』の作品情報や配信情報を紹介していきます。
『ケイゾク』が視聴可能なサービス
サービス | 配信状況 | 無料期間 | 月額 |
---|---|---|---|
hulu | 見放題 | なし | 1,026円 |
Amazon | レンタル | 30日間 | 600円 月間プラン |
U-NEXT | 見放題 | 31日間 | 2,189円 |
FOD | 見放題 | なし | 976円 |
Lemino | 見放題 | 31日間 | 990円 |
DVD宅配レンタルでの視聴も可能です。
サービス | 無料期間 | 月額 |
---|---|---|
【TSUTAYA DISCAS】 | 30日間 | 2,200円 DVD月に8枚まで |
ゲオ宅配レンタル | 30日間 | 2,046円 DVD月に8枚まで |
『ケイゾク』のあらすじ・概要
『ケイゾク』は、警視庁捜査一課の弐係、通称「ケイゾク」班を舞台に、迷宮入りした事件に挑むミステリードラマです。
東大卒で論理的な思考を持つキャリア警察官・柴田純(中谷美紀)と、感情派で現場叩き上げの元公安刑事・真山徹(渡部篤郎)がバディとなり、相反する個性をぶつけ合いながらも共に難事件を解決していくストーリーとなっています。
シリーズ前半は一話完結のスタイルでコミカルな要素も多く、ちょっと風変わりな事件を解決する軽快な展開が続くが、後半からは物語がシリアスな色合いを増し、真山と快楽殺人犯・朝倉の因縁が物語の軸になっていきます。
タイトルの『ケイゾク』は、未解決事件の“継続”捜査に挑む姿勢を象徴しており、暗鬱で無機質な演出が特徴的です。
また、堤幸彦の独特な演出が注目され、従来の刑事ドラマとは一線を画すスタイリッシュな雰囲気を持つ作品です。
2010年には続編となる『SPEC』シリーズが放送され、さらに『SICK’S』なども加わり『SPECサーガ』としてのファン層を拡大しました。
『ケイゾク』の登場人物
柴田 純(中谷美紀) |
IQ201の天才刑事。 冷静で論理的だが、感情表現が乏しい。 |
真山 徹(渡部篤郎) |
ぶっきらぼうでシニカルな刑事。 恋人を殺された過去を引きずっている。 |
野々村 光太郎(竜雷太) |
捜査一課弐係係長。 頼りなくも、部下を思いやる上司。 |
木戸 彩(鈴木紗理奈) |
捜査一課一係の庶務。 柴田の良き相談相手。 |
壺坂 邦男(泉谷しげる) |
警部補。通称「タンツボ」。 |
中谷美紀は前年1998年の『Days』や『ハルモニア この愛の涯て』での好演を経て、『ケイゾク』で連ドラ単独初主演を務めました。見事なはまり役でしたね。
渡部篤郎と言えば1997年の『ストーカー 逃げきれぬ愛』での怪演で、一気に一般層の知名度がアップ。話題作への出演が相次ぐ中で、『ケイゾク』は代表作の1つと言っても良いほどのかっこよさでした。
中谷美紀・渡部篤郎の共演と言えば、2000年の『永遠の仔』の印象も強いですね。
クールなルックスの2人はシリアスな作品での共演がホントに良く似合うよね。
『ケイゾク』のスタッフ
脚本は西荻弓絵。
1990年代は『ダブル・キッチン』や『スウィートホーム』など、TBSのホームドラマを多く手がけていました。
『ケイゾク』のようなオリジナルミステリーを書かれたのは当時としては意外な事でした。
演出は 堤幸彦、伊佐野英樹 、金子文紀 、今井夏木。
全11話中6話を担当した堤幸彦監督のイメージが強いですね。
1990年代は脚本家に注目するドラマウォッチャーが多く、演出家に気を留める事はあまりなかった時代でした。
そんな中、堤監督は『金田一少年の事件簿』などスタイリッシュな映像表現が話題になっていましたね。
『ケイゾク』でさらに知名度と人気を高めました。
『ケイゾク』のノベライズ
『ケイゾク』に原作はありませんが、ノベライズされています。
活字で『ケイゾク』の世界にどっぷりと浸るのもおススメです。
ドラマ『ケイゾク』の主題歌
主題歌は中谷美紀の『クロニック・ラヴ』。
作曲は坂本龍一で、作詞は中谷美紀が担当しました。
坂本龍一の独特な音楽的アプローチと、中谷美紀の女優としての表現力が見事に融合して、独自の世界観が作り上げられています。
『ケイゾク』のタイトルバックにぴったりのスタイリッシュな楽曲でしたね。
『ケイゾク』の視聴率・評価
全11回の平均視聴率は13.9%。
1990年代当時の感覚では、視聴率的には平凡な結果だと言えそうです。
ただし、作品としての評価は高く、第20回ザテレビジョンドラマアカデミー賞では、以下の6冠に輝いています。
・作品賞
・主演女優賞
・助演男優賞
・脚本賞
・監督賞
・タイトルバック賞
主演の中谷美紀、渡部篤郎、そして演出の堤幸彦にとっては、自身のキャリアをワンランク引き上げるターニングポイントとなった作品になりました。
『ケイゾク』を繰り返し見るならDVDボックスの購入もオススメ
動画配信サービスは便利ですが、作品によっていつ配信が停止されるかは分かりません。
コストはかかりますが、DVDボックスの購入を検討してみても良いですよね。
DVDボックスには、続編のスペシャルドラマと映画版もセットになっています。
ディレクターズカットの映像や、堤監督のインタビュー映像も収録されています。
動画配信サービスでは見れない特典映像も収録されているから、ファンは必見だよね。
朝倉の正体がXXXXの理由。『ケイゾク』の裏話
堤幸彦監督と、上田博樹プロデューサーの対談が2021年にYouTubeで公開されています。
放送から20年以上たったからこそ話せる裏話が盛りだくさんで、とても興味深い内容です。
朝倉の正体がXXXXになった意外な理由が明かされていますよ。
YouTubeでぜひ確認してみてくださいね。
『ケイゾク』の放送後の展開
ドラマの放送終了後、1999年にスペシャルドラマ『ケイゾク/特別篇 PHANTOM〜死を契約する呪いの樹』が放送。
さらに、2000年に映画『ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer』が公開されました。
ドラマ『ケイゾク/特別篇 ~死を契約する呪いの樹』が視聴可能なサービス
映画『ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer』が視聴可能なサービス
『ケイゾク』と同クールのドラマ
1999年1月クールは月9に江角マキコ、反町隆史主演、北川悦吏子脚本の『オーバータイム』、財前直見主演『お水の花道』、松岡昌宏主演『天国に一番近い男』、堂本剛主演『君といた未来のために』などが話題になったクールでした。
突出した視聴率を記録したドラマはありませんでしたが、上記のドラマは個人的にどれも記憶に残っています。